自毛植毛で後悔する人の特徴や症状とは?

自毛植毛で後悔する人の特徴や症状とは?

自毛植毛で失敗した人

薄毛が進行している人でも後頭部や側頭部の髪の毛は大体しっかりとしているものです。自毛植毛とはこの後頭部周辺の、薄毛になりにくい性質の髪の毛(毛包)を希望の部位に移植再生する方法です。

 

自分自身の毛包(細胞)を移植するので、拒絶反応も起こらずにできる安全な毛髪再生手術になります。また一度植毛手術をすれば、基本的にメンテナンスもいりません。生え際等もとても自然に仕上げる事ができます。

 

ただこの自毛植毛の特徴を手術前にしっかりと理解しておかなければ、後悔する人が出てきてしまいます。手術の際は必ず自分の後頭部周辺から毛包を摂取しなくてはいけません。

 

その為、摂取された部分には必ず傷跡が残ってしまいます。やはりこの傷跡が気になってしまい手術をした事を後悔する人がいます。

 

毛包の摂取の方法には2種類あります。毛包部分を帯状にドナーとして切り取り、切り取った後は傷部を縫いあわせて1本の傷跡にする方法をFUT方式と言います。毛包部分を細く小さな筒状のメスのようなもので、くり抜くように摂取する方法をFUE方式と言います。

 

FUT方式で出来た1本の縫い合わせた傷跡自体は、数ヶ月で目立たなくなります。しかし傷周辺の髪の毛まで縫合の際に巻き込んでしまったりすると、幅が約5ミリ〜1センチの無毛部分が線状で、出来る場合があります。この傷の大きさ等に関しては担当ドクターの経験値で差が出てしまうようです。

 

FUE方式での傷跡が気になる人もいます。薄毛がかなり進行している場合は多量の毛包を摂取しなければいけません。その為後頭部周辺に多量の小さな筒状の傷が出来てしまい、これが気になってしまう場合があります。

 

また元々後頭部や側頭部の髪の毛が薄い(密度が荒い)人が多量の毛包をFUE方式で摂取すると、手術前より後頭部周辺の密度が荒くなってしまい、これが気になってしまう人もいます。

 

火傷の傷跡に自毛植毛で後悔するパターン

自毛植毛は火傷等の傷跡にもできます。ただ、火傷等の傷跡部分の皮膚が硬くなっていると毛包を移植する針自体が刺さらなく、植毛出来ない場合があります。また通常の薄毛部分と比べると、正着率は少し落ちてしまう事もあります。

 

火傷等の傷跡の移植の場合、患者さんの希望で多いのは、「傷跡部分の毛の密度を、他の部分と同じようにしたい」というリクエストです。自毛植毛で移植出来る(植える事の出来る)密度には限界があります。

 

この為、移植によって傷跡部分に新しい髪の毛は生えてきても、なかなか他の部分と同じような(濃い)密度にはならない場合があり、このようなケースでは手術を受けた患者さんの満足度は落ちてしまいます。

 

もちろん手術後1年程経てば、2回目の自毛植毛はできます。ただこの場合でも、他の部分の毛の密度が初めから濃い場合などは、傷跡部の新しい毛の毛量に満足できない事もあります。

 

自毛植毛は炎症も起きない安全で、確実に毛量を増やす事ができる手術です。ただ術後に後悔される患者さんもやはりいます。自毛植毛後の後悔で多いのは「傷跡」と「密度」と思います。ただこの問題も事前にカウンセリング時にキチンと説明して、患者さんに納得していただければ、大きな問題(患者さんの後悔)にはならない事と思います。

自毛植毛費用