自毛植毛後の健康診断では施術を受けたことを申告するべき?

自毛植毛後の健康診断では施術を受けたことを申告するべき?

健康診断の医師

自毛植毛後の健康診断では施術を受けた事は基本的に申告の必要はありません。特に手術後1ヶ月以上も経っていれば問題はありません。ただ、植毛直後に健康診断、特に血液検査を受ける場合は少し注意が必要です。血液検査の結果の数値に影響を与える可能性があります。

 

自毛植毛で移植に使用する細胞(毛包)は、自分の後頭部や側頭部の細胞(毛包)の為、移植後に拒絶反応はまず起きません。異物を体内に入れるものでもないので、副作用の心配もありません。

 

ただやはり自毛植毛は完全な手術であり、特にFUT方式の場合は頭皮(後頭部や側頭部)の切開手術でもあります。FUE方式であっても頭皮に多くの小さな傷をつけますので、体には多少のダメージがあります。

 

自毛植毛手術という、頭皮に傷をつける作業で、体にある種のダメージを与える行為により体内では炎症がおきます。体に炎症反応がある場合は血液検査でWBC(白血球)やCRP(C反応性タンパク)の数値が標準値より高くなる場合があります。

 

これらの数値は体の炎症や組織細胞の破壊が起きると増加します。自毛植毛手術で起きる傷自体はそれ程大きなものではありませんが、血液検査の数値を変動させる可能性はあります。

 

自毛植毛は副作用や拒絶反応は無いと言っても、ドナーを切り取った後の縫合部などを掻きむしったりしてしまうと、その部分からバイ菌が入ってしまい化膿・炎症を起こすこともあり得ます。

 

移植部位も最初は小さな傷があるので同様に掻いてしまうと炎症が起きる場合があります。もちろん、ドナー部や移植部を掻きむしるような事をしなければ化膿・炎症は起きませんので安心して下さい。

 

クリニックによっては、このような場合に抗生物質を処方するところがあります。また炎症予防の為に手術直後から抗生物質を処方する場合もあります。この抗生物質の服用期間中も血液検査の数値が変動する可能性があります。抗生物質の種類にもよりますが、血小板の減少、GOT,GPTの上昇があり得ます。

 

もちろん血液検査でこれらの数値が必ず変動するわけではありません。ただこのように手術直後は傷や服用薬で数値が変動する可能性はあります。また、わざわざ検診の際に、自毛植毛手術を受けた事を申告するのはめんどうですし、恥ずかしい部分もありますね。植毛後の健康診断はできれば、術後1ヶ月位で頭皮の傷が治ってから受ける事をお勧めします。

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