頭部に怪我による脱毛があります。その部分にも植毛して生え続けるようになりますか?

頭部に怪我による脱毛があります。その部分にも植毛して生え続けるようになりますか?

火傷や切り傷などで頭皮に怪我してしまった場合、皮膚を損傷してしまい、怪我の部分だけ髪の毛が生えてこなる場合があります。

 

これは瘢痕性脱毛症というもので毛包自体がなくなる脱毛症ですが、植毛をすれば生え続けるようになるのでしょうか。

 

瘢痕性脱毛症とは

 

瘢痕性脱毛症には、原因が分かっている続発性瘢痕性脱毛症と原因不明の原発性瘢痕性脱毛症の2種類があります。

 

怪我による脱毛は続発性瘢痕性脱毛症で、外傷や感染症などによって毛包が壊れることで発症します。

 

毛包は髪を成長させる組織ですから、これが壊れてしまうと育毛剤を使っても薄毛治療を行っても髪は生えてきません。

 

毛包がないのに植毛で髪が生えるのか

 

植毛には毛包ごと移植する自毛植毛と、人工の髪の毛を植え付ける人工毛植毛があります。自毛植毛は瘢痕性脱毛症が起こっていない部位から、髪の毛を毛包ごと採取して移植するのです。

 

つまり毛包がない部分であっても、健康な毛包を植え付けるので、再び髪を成長させることができます。人工毛には毛包はありませんが、人工的に毛穴を作って髪を植え付けますから、成長はしなくても髪を生やすことは可能です。

 

瘢痕性脱毛症と植毛の定着率

 

植毛による定着率は、AGAや円形脱毛症などであれば90%以上と言われています。ですが瘢痕性脱毛症の場合、皮膚組織の状態が変性しているため血流が悪く、その分定着率も下がります。

 

定着率が悪いと髪の密度が不足するため、脱毛は隠せても薄毛を解消することはできません。ですので脱毛をしっかりカバーして普通の状態にするには、数回の植毛が必要になる場合もあります。

 

植毛による患部の副作用

 

怪我のせいで皮膚の状態が変性している部分に、再度植毛で外科手術をするのは不安かもしれません。ですが植毛の手術の種類によっては、パンチで毛穴を作るメスを使わない方法があります。この方法なら頭皮への負担も軽く、副作用や後遺症のリスクも少ないので安心して植毛できるでしょう。

 

怪我による脱毛でも、自毛植毛を行えば髪は生え続けるようになります。ただしどのような状態であっても、患部の皮膚組織が形成されていないと植毛できないので、怪我を治療してしっかり治癒させることが大切です。

自毛植毛費用